「罪悪感が理由で遺品を捨てられない」
「遺品を捨てる理由を知りたい」
山梨周辺でこのように感じている方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は遺品を捨てる際に罪悪感を感じる理由と罪悪感に負けない方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□遺品を捨てる際に罪悪感を感じる理由とは?
遺品整理に罪悪感を感じているのは以下の理由ではないでしょうか。
罪悪感の原因をはっきりさせて、どうやって対策できるのかを確認していきましょう。
1つ目は、故人の思い出が鮮明によみがえるからです。
特に故人の思い出が深いアルバムや衣類を整理する際に感じる罪悪感です。
過去をさかのぼってアルバムを見ていると、その時々の故人の思いが浮かんでくるので、とても捨てる気にはなれませんよね。
2つ目は、故人の考えがどうだったのかが気になるからです。
遺品を整理する際に、どれだけ故人が大切にしていたのか、捨てるとどう感じるのかを考えてしまう方はこの理由でしょう。
故人の考えを尊重しようとして遺品整理を行っても、残すものが多くなってしまいます。
3つ目は、遺品の供養を知らなかったからです。
遺品を炎で浄化して供養するお焚き上げや僧侶の読経があります。
そうした供養を知ることで遺品に気持ちの区切りが付けられるでしょう。
4つ目は、捨てても良いものなのか判断がつきにくいからです。
遺品の中には価値の高いものもあります。
しかし、残すものと捨てるものを価値だけで判断して良いのか、悩んでしまう方が多いです。
また、継承できなくなった仏壇や神棚の扱いをどうすべきかということも悩みますよね。
これらが罪悪感を感じる理由として多いものです。
当てはまっているものはありましたか。
以下で遺品整理の必要性と、罪悪感を克服する方法をみていきましょう。
□遺品整理をする理由とは?
この章では、遺品整理をする理由をご紹介します。
遺品整理をする理由が分からないと、捨てるものと残しておくものの基準が分からなくなります。
以下で遺品整理をする理由を解説しますので、前向きに取り組みましょう。
遺品整理が必要な理由は、簡潔に言うと遺族にとって必要であるからです。
遺品整理の恩恵を受けるのは遺族です。
遺族は遺品整理によって故人の気持ちや遺品を受け取り、故人への思いを整理できます。
また、遺品整理を行わない場合、害虫の発生や劣化が起こります。
これらが理由で価値のある遺品や不動産の価値がなくなってしまう場合があります。
さらに、遺品整理は故人と向き合う貴重な機会です。
遺族自身がきちんと向き合い、前へと進む大切な作業です。
□遺品を捨てる罪悪感に負けない方法とは?
遺品整理を行う理由がお分かりいただけましたか。
この章では、遺品整理の際の罪悪感に負けない方法をご紹介します。
以下を参考にして遺品整理を進めていきましょう。
1つ目は、優先順位をつけることです。
遺品は大量にあります。
そこで、大量にある遺品に、残す優先順位をつけてみましょう。
優先順位をつけるとどれが捨てるべきか明確になります。
優先順位のつけ方は以下の2つです。
*使用頻度の高さ
使用できる衣類や電化製品は使用頻度を考えて優先順位をつけましょう。
自分の趣味に合わないもの、デザインが古いもの、サイズが合わないものは使用する機会がないと考えて、思い切って処分しましょう。
*思い出の内容
思い出が深いものを優先して残していきましょう。
例えば、布団や食器を残すのではなく、手紙や写真を残しましょう。
2つ目は、遺品の供養をすることです。
故人の思いが残っているようで罪悪感を感じる方は、この方法がおすすめです。
お寺や神社でお焚き上げをしてもらいましょう。
供養することで遺品への感情に区切りがつきます。
3つ目は、目標を決めて遺品整理をすることです。
遺品整理についての具体的な目標を決めて進めていきましょう。
例えば、何日以内に終わらせるのか、いくつまで残すのかなどの目標が挙げられます。
部屋ごとの目標を決めても良いでしょう。
4つ目は、エンディングノートに従って遺品を整理することです。
もし、故人がエンディングノートを書いている場合は、その指示に従って遺品を区分しましょう。
ノートに従うことによって、故人の希望通りに必要な遺品、不要な遺品を整理できます。
5つ目は、故人の性格から判断して整理することです。
エンディングノートがない場合は、故人の性格から判断することも1つの手です。
故人の性格やこだわりを考えて遺品整理をするとスムーズに進むでしょう。
これらが罪悪感に負けない方法です。
遺品整理をすることは悪いことではありません。
故人と向き合って前に進むための大切なステップですので、丁寧に遺品整理をしていきましょう。
□まとめ
遺品を捨てる際に罪悪感を感じる理由と罪悪感に負けない方法をご紹介しました。
この記事を参考に、丁寧な遺品整理を行ってくださいね。
当社は故人の遺品に対し、「供養」と「畏敬」の念を常に持ちながら遺品整理をいたします。
また、遺品整理について何かご不明な点があればお気軽にご相談ください。