遺品の片付けを行っている方へ!手順や注意点をご紹介します!

「遺品整理を行う予定がある」
「遺品の片付けを面倒に思っている」
山梨周辺でこのような方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は遺品の片付けが大変な理由と、なぜ早く遺品整理をするべきかについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□遺品の片付けが大変な理由とは?

遺品の片付けが大変だと感じてはいませんか。
大変だと感じる理由を明確にして、対策を講じていきましょう。

1つ目は、思い出がよみがえってつらいからです。
遺品整理をすることによって故人への気持ちが整理できることもあれば、再び大きな悲しみに襲われることもあります。
遺品は故人の生きた証であるため、人によっては罪悪感を感じる方もいらっしゃるでしょう。

2つ目は、どれを処分してよいのか分からないからです。
いざ処分しようと思っても、何を残して、何を捨てれば良いのか分からない方はいらっしゃいませんか。

特に趣味のものに関しては価値が高いのか分からず、整理がスムーズに進まなくなってしまいます。
遺品整理はもちろん慎重に行う必要があります。
しかし、慎重になりすぎて最後までできなかったということにはならないようにしましょう。

3つ目は、遺品が大量すぎるからです。
遺品は故人が今まで使ってきたもの全てであるため、大量である場合が多いです。
トラック何台分になることも少なくありません。
量に圧倒されて整理する気力を失わないようにしましょう。

□早く遺品整理を行うべき理由とは?

遺品整理は前章でご紹介した通りとても大変です。
しかし、後回しにしていると損をしてしまう可能性があります。
以下で損をしないためのポイントをご紹介します。
参考にしてみてください。

1つ目は、賃貸契約はどうなっているのかを確認することです。
まずは、故人の賃貸契約がどうなっているのかを確認しましょう。
契約が続いているままであると、その分の家賃を支払う必要があります。
すぐに契約を解除するようにしましょう。

契約を解消した後は、立ち退きの日までに遺品整理を行いましょう。
遺品を最小限にすることで、立ち退きの際の費用が少なくなります。

2つ目は、相続税の延滞税が発生する前に申請を行うことです。
親族が亡くなった後、10ヵ月以内に相続税を申請、納税しておかないと延滞税を課せられます。
そのため、10ヵ月以内を目安に遺品整理を終えるようにしましょう。
遺品整理を終えておくと財産を明確にでき、申告と納税がスムーズにできます。

3つ目は、固定資産税が増える前に空き家の処理をすることです。
故人が1軒家に住んでいた場合も注意が必要です。
もし、空き家が特別指定空き家に指定されると固定資産税が跳ね上がります。

以下が特別指定空き家になる条件です。

・そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
・著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
・その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

空き家が上のような状態になる前に空き家を処理しておきましょう。

□片付けの手順とは?

早く遺品整理をするべき理由をご紹介したが、お分かりいただけましたか。
この章では、片付けの手順をご紹介します。
以下を参考にして実際に遺品整理を進めていきましょう。

1つ目の手順では、貴重品や重要書類を捜索します。
まず、貴重品や重要書類など価値の高いものを探しましょう。
遺品の中には借用書などマイナスの遺産も含まれます。

また、パソコンやスマホの中に取引の記録が残っている場合もあります。
必ず電子機器の中身も探しておきましょう。
ロック解除ができない場合は専門業者に依頼して確認してもらいましょう。

2つ目の手順では、範囲を決めて順番に片付けます。
全てを一気に片付けるのではなく、範囲を決めて片付けるとスムーズに遺品整理が進みます。

ここで注意したいのが、処分するものを遺族全員で把握しておくようにすることです。
遺品を勝手に処分してしまうと後々トラブルになる可能性があります。

また、片付けのスケジュールをおおまかにたてておくと遺品整理がスムーズに進みます。
片付けにかける日数やゴミ処分の曜日などをスケジュールしておきましょう。

3つ目の手順では、分別します。
収納されているものを全て取り出し、残すか捨てるか分別していきましょう。
形見分けなどの方法もあります。

一般ごみの他に、業者に買い取ってもらえそうなものや特別な処分方法が必要なものなどがあれば、処分方法が異なります。
捨てるものは処分方法で分別しておくと後々楽できます。

これらが遺品整理の手順です。

□まとめ

今回は、なぜ遺品の片付けが大変かということと、早く遺品整理をするべき理由をご紹介しました。
この記事を参考に遺品整理をスムーズに行ってくださいね。
当社は遺品整理から空き家管理までさまざまなサービスを行っております。
女性スタッフも在籍していますので、女性の方もお気軽にご相談ください。

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