親の形見を捨てられない方へ!処分するコツをご紹介します!

遺品整理をする時期とタイミング

山梨周辺で「遺品を処分できない」「親の形見に何を選べば良いの」
などとお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、遺品を処分しやすくなるコツや形見分けをするときの注意点をご紹介します。
興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

□処分しやすくなるコツとは?

遺品を処分しようと思っても、思い出が詰まっていて処分できないものは多いでしょう。
しかし、新たなステップに踏み出すには遺品の処分は大切です。
そこで、以下では遺品の整理、処分がしやすくするコツをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

1つ目は無理に捨てようとしないことです。
遺品整理とは遺品を捨てることと同義ではありません。
また、時間や場所にゆとりがあるなら整理を急ぐ必要はありません。

遺品に対して向き合う時間、気持ちが大切です。
慌てず、じっくりと時間をかけて整理を行っていきましょう。

2つ目は形見分け、供養などをすることです。
遺品を捨てられない方は廃棄する以外の方法も考えてみましょう。
形見分けという選択肢はいかがでしょうか。
取っておきたくても自分のもとに置いておくには多すぎる場合、故人の友人や親戚に遺品を渡すという方法が有効です。

捨てることへの心理的ハードルを大きく下げられるのではないでしょうか。

3つ目は一人で抱え込まないことです。
遺品整理をする上で、全てを1人で行うのは体力的にも精神的にも大変です。
そのため、法事のタイミングなどで周りの人を巻き込んでいきましょう。

一緒に整理を行うことで相続でのトラブルも起きにくいです。
また、頼れる親戚が少ない場合は遺品整理を代行できる会社に依頼するのも1つの手段です。
とにかく、1人では行わずに相談できる人を作るようにしましょう。

□形見分けの際に注意したいポイントとは?

前の章でご紹介した形見分けですが、行う際には注意すべき点がいくつかあります。
以下でご紹介するので参考にしてください。

1つ目は市場価値の高いものに注意することです。
価値が高い場合は形見としてではなく、財産として相続する必要があります。
一般的に5万円以上の価値があるものは相続税の課税対象になります。
市場価値の高いものは鑑定を行ってから、換価金額も合わせて遺産分割協議書に記載しましょう。

2つ目はすべての場所を忘れずにチェックするです。
庭に設置している物置など、つい確認を忘れてしまいがちな場所というのがあります。
抜け漏れがないように全ての場所をチェックするためには、物置として持っている賃貸マンションやアパートなどもしっかりと確認することが大切です。
故人の家について詳しいことが分からない場合は、管理会社や大家さんにしっかりと聞くようにしましょう。

これらが形見分けを行う際の注意点です。
形見分けは非常に大切な作業です。
故人が大切にしてきた方へきちんと思いが届くように形見分けを行いましょう。

□形見分けで配慮するべきこととは?

故人が大切にしてきた方々に形見分けを行うとなれば、相応の配慮が必要です。
以下で配慮するポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1つ目は汚れを落とすことです。
例えば、衣類はクリーニングを済ませてから相手に贈るようにしましょう。
また、眼鏡やアクセサリーなどの体に触れるものは汚れている場合があります。
きちんと汚れを取ってから贈るようにしましょう。

2つ目は動作確認をすることです。
時計や万年筆など、メンテナンスが定期的に必要なものは特に注意しましょう。
電池やインクの確認や、正常に使えるのかをチェックしておきましょう。
しかし、受け取る予定の相手が強い思い入れを持っている場合は、むしろメンテナンスをしていない状態で欲しいと考えている場合があります。

3つ目はリメイクすることです。
好みやサイズの違いがあるものは、リメイクして贈る場合もあります。
例えば、衣服の裾直しや指輪のサイズ変更などが挙げられます。

4つ目は生き物を贈るのを避けることです。
ペットなどは受け取った方が困る可能性が高いです。
事前に約束をしている場合以外は、生き物を贈るのは避けましょう。

5つ目は現金や金券は避けることです。
現金や金券、それに準ずる品物を贈ることは財産分与に相当します。
形見分けの際には相手に渡せないので、注意しましょう。

6つ目は高価の品物は避けることです。
前章でご紹介した通り、あまりに高価な品は税金を課せられる可能性があります。
また、高価すぎるものを贈られることで受け取る方が負担に思う場合があります。
高価なものではなく、心がこもったものを贈るようにしましょう。

これらが形見分けを行う際の配慮です。
形見分けの際にお役に立ちましたら幸いです。

□まとめ

今回は遺品を処分しやすくなるコツ、形見分けをするときの注意点をご紹介しました。
お客様にとって参考になった部分があれば幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。

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