遺品処理でお困りではありませんか？個人情報の処理の仕方を紹介します！

山梨周辺で、故人の遺した個人情報の処分にお悩みの方は多いですよね。
故人の遺した個人情報をしっかりと処分することはとても大切です。
そこで今回は、個人情報の処理の大切さや、個人情報の処理方法について紹介します。
是非参考にしてください。

□遺品処理における個人情報の処理とは

遺品処理の中でも、個人情報の処理は大切です。
処理としては、パソコン、スマートフォンなどのインターネット上の故人の情報、あるいは資産を見つけ出して整理します。
それからいらないデータを確実に処理します。
そのようにして、個人情報の悪用等の不要なリスクをなくす作業が個人情報の処理です。

ものが遺品処理の対象ならば、思い出の品や価値あるものを整理していらないものはリサイクルに出したり、捨てたりできます。
しかし、個人情報が含まれているものは複雑です。
パソコンやスマートフォンは単純に捨てれば良いわけではないです。

どのような情報が残されているのか整理する必要があります。
また、残すべき情報は遺族が引き継ぎましょう。
消去する情報に関しては、専門業者に依頼して確実に消去するようにしましょう。

もし、パソコンにロックがかかっていた場合は、解除する必要があります。
中のデータを確認せずに捨てると、個人情報が抜き取られる可能性があるでしょう。
それゆえ、自分で遺品整理を実施する際には、個人情報の処理が不可能なら専門業者に依頼することをおすすめします。

□個人情報の処理の大切さをご紹介！

個人情報の処理をしなければ、危険が伴うでしょう。
パソコンやスマートフォンに関しては詳しいことがわからない方にとっては難しいです。
しかし、放置すると大変なことになる場合があるため、処理を怠ってはいけません。
ここでは、個人情報の処理の危険性を5つ紹介しますので、処理の大切さを理解してください。

まず1つ目は、個人情報の流出です。
データ処理をしないまま捨てたり、リサイクルショップに売却したりすると、個人情報が抜き取られて悪用される場合があるでしょう。
クレジットカード番号や有効期限をぬき取られたら大変危険です。
突然、身に覚えのない請求が遺族に届いて慌てることもあり得るので把握しておきましょう。

2つ目は、ネットバンクやネット証券の口座などの資産情報がわからないことです。
通帳がなく、オンライン上でやりとりが完結している口座に関しては、ログインしなければ預貯金の有無が把握できません。
ネットバンクやネット証券の口座も資産の一部に含まれます。
後々、トラブルにならないように残高を明らかにしましょう。

3つ目は、有料オンラインサービスの自動引き落としがつづくことです。
近年は映画見放題や新聞の電子版などのサブスクリプションが流行しています。
それらのサービスは解約の申し出があるまで引き落とされ続けます。
故人がどのようなサービスを利用しているのかを、パソコンやスマートフォン上で探し出すことが必要になります。

4つ目は、メールや写真、動画などの大切な故人の思い出を確認できないことです。
パソコン等には故人のメールや写真、動画などの思い出が多く詰まっています。
それゆえ、写真や動画は思い出す時に大切な遺品となるでしょう。
故人の想いの詰まったものを整理して、取っておくことをおすすめします。

5つ目は、ブログやSNSを使用したなりすましや乗っ取りです。
画像を見たり、生前の投稿を読んだりして故人を偲ぶためのよいツールとなるのがブログやSNSです。
しかし、長期間放置していたら乗っ取られて不正な広告に書き換えられることもあるでしょう。
IDやパスワードの流出は、故人のなりすましなどのつながる恐れがあるため、注意してください。

□遺品として遺った個人情報の取り扱い方

公的書類やクレジットカードを、そのままゴミとして処分することは絶対にしてはいけません。
例えば、免許証・マイナンバーカード・介護保険証のような公的書類は、警察署や市役所のようにそれぞれ返却すべき機関があるため、確認してから返却しましょう。
他にも、故人のパスポートも、死亡を証明する書類や身分証明書を持ったうえでパスポートセンターに返却しましょう。

またクレジットカードは、不正利用を防ぐためにしっかりと解約したうえで、ハサミで切断して処分しましょう。

そして、デジタル遺品として遺った個人情報もしっかりと削除することが大切です。
故人がネット口座やカードローンを利用していた場合は、一度窓口に連絡を入れて今後のことを相談しましょう。
SNSアカウントについては、個人情報が掲載されていることもあるため、しっかりと削除するようにしてください。