生前整理を考えている方にとってネックなのが、生前整理でよくあるトラブルです。
生前整理を行う際、様々なトラブルが発生します。
そこで今回は、よくあるトラブルと、その対策についてご紹介します。
□生前整理でよくあるトラブルをご紹介!
ここでは、生前整理でよくあるトラブルをご紹介します。
1つ目は、「遺品」です。
身内が亡くなったら、遺品整理をしなくてはなりませんが、もし部屋が汚れていたり、ゴミが多かったりすると片付けるのにとても手間がかかります。
ご家族が遠方に住んでいる場合は、負担がさらに大きくなります。
故人が賃貸に住んでいた場合は、部屋をすぐに明け渡さなければならないので、限られた時間の中で遺品整理をする必要があります。
価値の高いものがある場合は、誰が受け継ぐかを決めなければならないので、目録を作り、自分の死後にどうするかを書いておくとよいでしょう。
また、近年注目されるようになってきた「デジタル遺品」にも注意が必要です。
パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器の中にある個人情報をどうするかも書いておくとよいでしょう。
2つ目は、「相続」です。
死後の最大の問題は、相続問題です。
相続を行うためには、しっかりとした財産目録が必要となります。
現金や不動産などの財産だけでなく、借金やローンなど、マイナスの財産についても目録に書く必要があります。
現金と異なりすぐに分割できない不動産は、その物の価値を正確に査定するとよいでしょう。
3つ目は、「不用品」です。
生前整理では、いま家にある不用品を処分する、いわゆる「断捨離」をします。
年齢が高い人ほど、物を捨てられない傾向があります。
もし親御さんを説得する、という立場の場合、無理やり整理をさせるのではなく、親御さんの気持ちになって考えてみるとよいでしょう。
はたから見れば価値がなさそうなものであっても、親御さんにとって価値のあるものである可能性もありますので、決して無理はさせてはいけません。
処分するのではなく、まとめて整理整頓することも片付けの一つの方法なので、親御さんが気持ちよく生活できるような片付けに一緒に取り組むことをおすすめします。
□生前整理のトラブル対策をご紹介!
ここまでは、生前整理で起こり得るトラブルをご紹介してきましたが、このようなトラブルを避けるためにも、できるだけ不用品を処分することをおすすめします。
元気で体が動くうちに、資産の整理や遺言書作成、遺品の整理をして、ご家族の負担になりそうな不要品を処分しておくということが大切です。
遺品整理をされるご家族や親族の負担を軽減し、ご自身も身軽に生きていくために、早めに行動することをおすすめします。
□まとめ
この記事では、よくあるトラブルとその対策についてご紹介しました。
生前整理でお悩みの山梨にお住まいの方はぜひお問い合わせください。