山梨の遺品整理業者が、自分で遺品整理をする方法を紹介します!

ご両親やご親族が亡くなったあとは、遺品整理を行うことと思います。
遺品整理を行う機会はそう多くないので、初めてで何から手をつけたらいいかわからない方は多いでしょう。
遺品整理は、自分で行う方法と専門業者に依頼する方法があります。
ここでは、自分で行う方法について流れをご紹介します。

□自分で遺品整理を行う流れ

*準備物

まず、遺品整理をスムーズに安全に行うために、以下のものを事前に準備しておきましょう。
・軍手
・汚れても良い衣服
・マスク
・汚れても良いスリッパ
・汚れても良い厚手の靴下
・ゴミ袋
・ダンボール
・ガムテープ
・はさみ、カッター
・マジックペン

*流れ

準備物を揃えたら、次にスケジュールを決めます。
スケジュールでは、大きく2つのことを家族や親族と話し合い、決めておきましょう。
1つ目は、いつまでに遺品整理を終わらせるのかゴールを決めること。
2つ目は、ゴールまでにいつ何を行うのかを決めること。
この2つです。

遺品の量や、遺品整理に協力してくれる人数によって、いつまでに終わらせられるのかは変わってきます。
無理のないよう余裕を持って、予定を計画するようにしましょう。

次に、遺された遺品を「必要なもの」と「必要ないもの」に仕分けしていきます。
この作業が一番大変かと思います。
なにが必要で、なにが不要なのかの判断が難しいからです。

一般的に「必要なもの」とされているのは、思い出のもの、貴重品、重要書類です。
例えば、通帳やパソコン、アルバムや写真、契約書や土地の権利書などです。
一方、一般的に「必要ないもの」とされているのは、リサイクルするもの、廃棄処分するものに分けられます。
家電や衣服は、親族が使わない場合はリサイクルやリユースに出します。

また、リサイクル・リユースに出せないもので「必要ないもの」は、廃棄処分します。
仕分けができたら、「必要ないもの」をそれぞれの方法で処分していきます。
リサイクル・リユースできるものは、数が少なければリサイクルショップやネットオークションを利用してみるのも良いでしょう。

また、数が多い場合は不用品買取業者や遺品整理業者に依頼すると、スムーズに作業が進むのでおすすめです。
リサイクル・リユースできないものは、自治体のルールに則って処分していきます。

最後に、「必要なもの」を親族で分配していきます。
資産価値のあるものは、平等に分配していくのが一般的です。
また、価値の有無にかかわらず、思い出のものは親族で形見分けします。

□自分で遺品整理する際の注意点

*親族間でのトラブルを避ける

「必要なもの」を平等に分配するといっても、遺されたものによって価値はさまざまです。
相続人が複数いると、金品の配分をめぐってトラブルになりかねません。
1人で自己判断を行わず、相続人全員で遺品整理を行うことをおすすめします。

*処分に迷ったら判断を延期する

「必要なもの」と「必要ないもの」で仕分けする際に、必ずどうしようか迷うものが出てきます。
ご親族を亡くされてすぐは、精神的にも不安定で正しい判断ができないこともあります。
そのため、もし判断に迷うものがあれば、時間をおいて気持ちが落ち着いてから再検討するようにしましょう。

□まとめ

今回は、遺品整理を自分で行う流れと注意点をご紹介しました。
ご両親やご親族を亡くしたからといって、すぐに遺品整理を行う必要はありません。
自分のペースで、業者や他の人たちの力を借りて、後悔のない遺品整理を行なってください。

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